中国の麻雀テーブルを座卓にカスタマイズ

昨年暮れより、ご依頼をいただいていたカスタマイズの案件が完了しました。
今回は、数十年の間、使い込まれた麻雀テーブルを座卓に加工という、これまで手がけた中でも、かなり大掛かりなケースでした。

100114-before01

加工前は、茶色の木目の出ているテーブルで、ダイニングテーブルと同じような高さがありました。これを高さ38cmに脚をカット、また、4辺にある麻雀牌を入れる引出のうち、一つだけ、大きい容量のものに加工、さらに、色は半艶の黒という加工を施しました。

100114-before03

まずは、脚をカットしますが、当然4つ脚が全て接地するように慎重にカット。
大きさを変える引出は、写真の様に、もともとはテーブルの側面で合った部分を引出の表に見立てて、さらに、もともとの小さい引出は、ダミーとして使います。
また、強度を保つためと引出のレールを這わせるため、新たなパーツを組み込むなどの工夫をしています。

100114-after01

こうして、仕上がった座卓。引出部分は、当初のご要望通り、新聞紙を仕舞える大きさになりました。引出を閉めたら、パッと見たかぎりでは、そこに大きな引出があるとは分からないような感じになっています。

100114-after02

使い込まれ、角が丸くなったり、多少でこぼこの出ている部分は、塗膜を軽く研磨し下地の色をうっすらを出して、違和感の無いような仕上げにしています。

お納めしたお客様からも

座卓はとっても気に入っております!
古さ加減も好きです!

と、メールにてご感想をいただけました。

今後、末永くご愛用いただけたら、仕入れ、そして加工をさせていただいた者として嬉しい限りです。

古い家具や古民具は、オリジナルのまま残し、使うべしという方もいらっしゃると思いますが、既に何らかの加工や補修があるものの場合、思い切って手を入れて、今後、さらに数十年とお使いいただけるものにするのも、一つのアイデアであろうと思います。
(今回のテーブルの場合は、天板と引出の部材が新たなものに交換がされていました。)

「このチェスト、サイズは調度良いが、A4のファイルが入らない棚の間隔だ。」とか、「あのローチェストをテレビ台にしたら、きっと素敵だろうな。でもDVDプレイヤーを入れるには穴が無い。」など、そんな風に思われた方は、是非、ご相談ください。
出来る限り、もともとの味わいを損なわないよう、またものによっては、元に戻せるような加工を施します。

その他、これまでに手がけた補修や加工の実例は、こちらからご覧いただけます。

ethnica album [修復と加工の実例]

 

コメント

Loading Facebook Comments ...

コメントを残す