特注TV台の納品を終えて

先月お届けした特注のTV用チェストのご紹介です。
横浜のとある丘の上にお住まいのご家族からのご依頼は、
リビングとスキップフロアのダイニング両方から視聴できる高さに
セットされた大型TVの下に置くチェスト。
DVD、VTR、BSチューナーにアンプといったたくさんのAV家電を
すっきり仕舞えて、なおかつリビングの主役になる存在感をお求めでした。

(納品前の様子。)
現在、お手持ちの家電機器の数やサイズ、
その他のインテリアアイテムのデザインや色などを調べて、
デザインと機能の両方を満たす図面を描くこと十数回。

(家具正面のプランいろいろ)

(実際に置いたイメージ画像もご提案・画像は参考例)
こうして、数々のアイデアを盛り込んだTV台は、中国の提携工場へ
発注。通関用の書類ミスなどもあり、やや納品が遅れましたが、
先月、無事お納めすることができました。

では、お納めした家具の詳細をご案内いたします。
まずは、全体のデザイン
椅子やコンソールなど、脚のある家具が幾つかある空間でしたので、
底部分には帯状に面取りした板を張り巡らせ、チェストの脚は出さないようにしました。
安定感のあるデザインは、大きなTVとのバランスも良く仕上がっています。
塗装は、深みのある焦げ茶。自然光のたっぷり入るリビングで、程よく光り、
高級感が出ています。

シンプルながらも、シノワズリーのテイストを出せるよう、円形の金具を中央の扉に取り付け。
飾りにシルクのチャイニーズノット(中国結び)をつけています。

白い壁、隣接するピアノのマホガニー調の色、観葉植物の鮮やかなグリーン、
フローリングの明るいブラウンなど様々な色とも相性が良く、生活感あるカラーコーディネートに
なりました。
もちろんAV機器の配線は全て、視界からシャットアウト。
さらにすっきりとした気持ちのよい空間になりました。
そして、細部に盛り込んだアイデアの数々。

まずは、中央の扉部分。
リモコンを使うときは、扉を開けておかなくてはなりませんが、
扉が開けっ放しなのは、興ざめ。
そこで、開放した扉は、家具本体に仕舞えるようにしました。
また、背板は設けず、配線のしやすさと放熱を考慮しています。
もちろん、今後の機材変更も考えて、庫内はゆとりのある寸法を確保。

続いて、背面の脚部は巾木を避けています。
また、TVと他の機材を繋ぐケーブルを通すための穴を天板中央背面側に
設けています。これで、チェストは見事、壁にピッタリとくっつくという寸法。

そして最後は、5.1chのスピーカーのうちウーハーを仕舞う右側の扉内部。
扉を開け、ウーハーを引っ張ると、手前にスライドして出てきます。
もちろん使わないときは、きっちりと収納。映画鑑賞のときに活躍します。
以上、中国家具の伝統美と現代のライフスタイルを融合した
エスニカの特注家具でした。
細かいところまでこだわりたい。
ピッタリの寸法のものが見つからない。
サイズはいいけどデザインが・・・・。
特注家具って高そう。
そんな考えのお客様がいらしたら、
ぜひ、ご相談ください。
ちょっぴり時間はかかりますが、
きっとご納得のいくものをお届けできると思います。