手仕事ライブラリーへのご来場、ありがとうございました。新しい切り口で世界の手仕事を紹介してみようという思いから、スタートした企画でした。始めての試みでしたので、試行錯誤ではありましたが、今後に期待できるテーマであると感じています。

期間中には、トーク&座談会を開催し、アジアの手仕事について、楽しい時間を共有できたと思います。

さて、トーク当日お越しいただけなかった方のために、今回、おすすめしたアジアの手仕事が出てくるドキュメンタリー映像や娯楽映画をまとめておきます。当日流したものではなく、動画サイトYouTubeに掲載されているものからの抜粋のため、当日特に話に載った箇所が出てこないものもあります。実際には、レンタルビデオなどでじっくり視聴いただくのが良いと思います。

手仕事ドキュメンタリー映像

10月22日には、手仕事のある風景を収めた動画集。染め織り、家具、絨毯などを作る人たちの様子や、

実際の暮らしなどを映像を交えてお話ししました。

世界の天然染料の歴史や製法の映像から始まり、中国古典家具の制作風景、アフガニスタン・クンドゥズにおける絨毯を織り、売る一家のストーリーまで、参考になるものをご紹介しました。

最後に紹介したクンドゥズの絨毯織りの様子

驚くべき速さで手織りの絨毯を作っていく様子がみられます。

またどのように出来上がった絨毯が売られ、そして生活をしているかも垣間見られます。

紹介した映像集は、こちらでまとめて御覧いただけます。

http://www.youtube.com/playlist?list=PLD51B01A9A005E46F

補足:前半4件については、DVDの販売促進用のダイジェスト版です。今回出展してくれたいんどもようさんが、在庫を持っているものもありますので、ご興味のある方は、ご相談ください。

http://indomoyo.net/?s=maiwa

 

アジアの手仕事が登場する世界の映画

10月29日には、世界の映画(娯楽作品)に登場するアジアの手仕事を紹介しました。

名画やレアな映画の様々なシーンでほんの一瞬映るこうした小道具を通して、監督や美術担当者が表現したかった登場人物の心理などが投影されているようです。

前半の中国の4作は、私が担当し、そのうち「ルオマの初恋」を除いた3作は、ほぼ同時期の中国のお話です。

皇帝の住まいであった紫禁城、欧米列強の進出した上海、そして内陸部の雲南という3つの地域は、同じ国とは思えぬほど、衣装や家具、建築が異なり、広大な国土と50を超える多民族からなる国の多様性を感じ取ることができると思います。

また、「ルオマの初恋」は上述3作から年月は50年以上が経過した現代ではあるが、中国雲南は自動車や電気製品は増えたが、さほど変わらぬ暮らしをしているところも興味深いと思います。こうした内陸部は沿岸部の大都市との格差がことさら深刻でもあるようです。

美しい棚田の広がる雲南ハニ族の村を舞台にした作品「ルオマの初恋」予告編

後半の3作はキリムやトライバルラグが登場する映画を3つご紹介しました。(トライブの榊さんによるお話)

アニメーション、ラブストーリー、そしてマフィア映画の金字塔の3作を取り上げ、そこに登場するアジアやアフリカのテキスタイルとラグの解説をいたしました。

ピクサーのアニメーション「レミーのおいしいレストラン」に登場したラグは、とてもCGとは思えぬくらい実物を見事に再現していましたし、2つ目の「アウトオブアフリカ(邦題:愛と哀しみの果て)では、主役のメリル・ストリープやロバート・レッドフォードの若さと美しさに負けぬ位、多くの素晴らしいテキスタイルアートが登場。最後のゴッドファーザー2では、デニーロやパチーノの登場するシーンで象徴的に使われるトルクメンの赤い絨毯が度々使われていました。

裏返しにかけられたマーシュアラブの刺繍布が登場するOut of africa

このマーシュアラブという刺繍を施した布で、実は裏表逆にディスプレイされていました。マーシュアラブの布については、

お話をしたトライブさんのウェブサイトに詳しい解説があります。

http://www.jutanya.com/knowledge/2698/ もしくはこちら

 

また、この映画のインテリアはどれも非常に完成度が高く、お部屋作りの参考にもなると思います。

海外でもこの内装に注目している記事がありましたので、リンクを紹介しておきます。

http://hookedonhouses.net/2010/03/22/karen-blixens-house-in-out-of-africa/

以上、今回、紹介した映画はこちらの再生リストにまとめてあります。是非、ご覧下さい。

http://www.youtube.com/playlist?list=PLB10ED4850A667276

 

今回のイベントで紹介した映像以外にも、おそらくたくさんの作品にアジアの手仕事が登場していることと思います。もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、エスニカのFacebookページに是非、お気軽に投稿してください。

 Leave a Reply

(required)

(required)

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

   

カテゴリー

アーカイブ

用語集