2017年に手掛けたものづくりフラッシュバック

2017年 今年ほど、「エスニカさんは何屋さんですか?」と聞かれた一年はなかったように思います。

たしかに、
企業のシンボルマークやロゴデザイン、
ローカルビジネスのイベントの企画とDTPのディレクションとデザイン
店舗の看板制作や、お客様の思い出や思い入れのつまった調度品を活かしたカスタマイズ
使い込まれた愛着のある家具や建具の修復など、木や金属を素材にした加工や制作のご相談
ウェブサイトの制作と20時間を超える講座の講師
企業のPR動画の撮影と編集・・・・・

と、いずれも、信頼してくださる依頼主あってのことですので、うれしい限りですが、
何屋です。と、はっきりさせられない仕事ぶりでした。

ただ、祖父まつもとかつぢも、没後4半世紀を過ぎ、今では「マルチクリエーター」などと呼ばれることも。
生前に手掛けた叙情画、挿絵、漫画、イラストレーション、企業の社名考案、子供の雑誌の付録デザイン、郷土玩具の創作など、
ジャンルは異なりますが、多方面で仕事をしたという共通点は、「一心不乱に一つごと」というのが成功への近道と知りつつも、
祖父はそれでも成功をおさめたというのを励みに、尽きない好奇心で進んでいます。

来年も、引き続き、このようなスタンス、スタイルで頑張っていこうと思いますが、
お客様優先にするばっかりに、ほとんど更新をせず放置してしまった自社サイトの反省をこめて、
今年手がけた多くの案件をざっとおさらいしてみたいと思います。

企業ロゴやDTPなどのデザイン&制作

ロゴマークは、割りと得意というか性に合っているようで、アイデアも沸いてくる楽しいお仕事です。

まずは、お隣横浜市は緑区に誕生した防音の聞いたスタジオを備えるレンタルスペース「みどりスタジオ」さんの企業シンボルマークをデザインさせていただきました。北八朔公園にほど近い木々に囲まれた環境と、親子二人三脚で営むこのビジネスをイメージして、制作いたしました。

BBQやカラオケ・パーティなど、既に人気の出ているプログラムもあり、これから益々、注目されると思います。

みどりスタジオロゴ

それから、熱血指導で評判の空手道場「手武館」 それと鍼灸、整骨の治療院 美幹堂(みかんどう)を立ち上げた久保貴英さんのロゴも制作。

沖縄の花デイゴと陰陽・五行の概念などを組み合わせたシンプルで美しいマークを空手道場に。治療院には、「みかん」「東洋の療術」「陰陽」を組みあわせたマークをそれぞれお納めしました。

 

続いては、当店からもほど近い、桜台交差点からすぐの美味しいピザをはじめとするイタリア料理が楽しめるレロエ・クオーレさんのロゴです。

開店4年を期に、ロゴの考案をご依頼いただきました。あれこれ10種くらいのアイデアをブラッシュアップし、最終的にお選びいただいたのは、レロエ・クオーレさんのシンボルでもある青いモザイクタイルの薪窯の図案。香ばしく一気に焼き上げるピザをお楽しみ下さい。

 

青葉台イタリアン レロエクオーレ

こちらは、藤沢地域の健康をサポートする整骨院と整体院を展開する湘南台の村田ボディーメンテナンスさん

整骨院と整体院の2つのサービス、患者さんに寄り添い健康になっていこうというコンセプト、そして整骨や整体という治療=手のわざという様々な意味を一つにまとめたデザインです。現在は、女性のホルモンバランス療法にも力を入れておられます。

最後は、地元の商店会のシンボルマークの考案

2年ほど前からかかわらせていただいている地元の桜台商店会。SNSなどを活用するにあたり、シンボルマークを新調。

合わせてメンバーが着るTシャツなどもデザインさせていただきました。加盟店のサービスをピクトグラムで網羅しています。

夏には、地元のサッカーなでしこリーグのチーム 日体大フィールズ横浜の横断幕の贈呈などにも、このTシャツで参加することができました。

つづいて、フライヤーやポスターなどを少々。地域のイベントやショップなどを中心に、制作をさせていただきました。

落語は、当店でも高座で名演を披露してくださった地元の噺家 花伝亭長太楼さん 会場は、美味しいベーカリー・カフェ COPPETさんでした。

 

地元のちょい呑み企画もデザインでサポートさせていただいています。

4回目には、広告もたくさんあつまり、2016年にロゴマークをデザインさせていただいたあざみ野のガーデン&エクステリア LEADさんなども広告主になっていただきました。

 

木工をはじめとする制作物や修復の事例

開店当初にお求めいただいた中国の古い天蓋付きのベッドのパーツは、中央に賢者が座り、両脇に龍を従える豪華な造り

これをお引っ越しにあわせて額装させていただきました。ただ、飾る場所が廊下ということで、LEDを仕込んでいます。

アンティークの金具などと合わせつや消し黒に仕上げたフレームも軽量ですが、みためは重厚な仕上げになっています。

つづいては、陶器の花瓶や瓶をランプにという案件を2つ。一発勝負の陶器の穴あけは、何度やっても冷や汗をかきますが、無事にできあがり安堵しました。

ベースや蓋も手持ちが少なくなってきて、今後どうしようかなぁと思案中のサービスです。

 

続いては、手持ちの古民具を看板にという事例と店舗向けの木工。

古く大きな木挽ノコギリは、上述のイタリアン レロエ・クオーレさんの近くの老舗鳥料理専門店 横濱鳥鮮さん

25周年という区切りで全面改装ということで、種々、作らせていただきました。

大きなお座敷のテーブルに置く間仕切りは、程よく視界を遮る葦簾で制作。小さな方はカウンター用です。

古いノコギリは、改装前から、店先にひっそりと置いてありましたが、これを掃除して、看板に。

鉄製なので、磁石がつくというところと、なんとなくニワトリにも見えるフォルムを活かしています。

ノコギリで手を怪我しないよう、板をノコギリの形状に彫り込んでいたり、文字は、シルバーに塗った上にエージングするなどの工夫をしています。

リニューアルのお祝いには、大将の姿が見える小窓に、カッティングシートの切り文字をプレゼントいたしました。

既存の看板の写真からシート用のデータにするのに苦労した覚えがあります。

看板のあとは、ご家庭で使われてきた愛着ある家具や建具の修復やメンテナンスです。

当店の斜向い 注文家具のウッディハートさんのお客様からのご相談で手がけたのは、すり減ったイスの座面の貼り替えでした。

ウレタンの新調をし、もとのイスの生地に似た雰囲気の生地で貼り替えをいたしました。鋲を均等に打っていくは、なかなか大変でした。

こちらは、誤って粉々にしてしまったガラスの入る障子の修復 建具屋さんもさじを投げた難解なご依頼でしたが、

古く味のあるものを愛される馴染みのお客様のため、頑張りました。

同じ種類の木の古い材を木目を合わせて欠損したパーツを作るなど、細部にこだわってお直しをし、もとに戻った時には、とても感激してくださいました。

つづいては、老眼の出てきた眼には厳しい黒塗りの座卓の塗膜の修復。

カシューにて述べ2週間以上をかけて、限りなく元通りにできました。

30年お手入れをあまりしてこなかったため、くすんで擦り傷だらけでしたが、もとの凛々しい姿に戻せて良かったです。

 

それから、今年最後のお客様は、前述のレロエ・クオーレさんのバス停型看板の制作でした。

ちょっと前に、私では制作ができないサイズのメイン看板(壁に設置)は、看板のプロ デザイン スペースマジックの佐藤さんにお願いをしましたが、

こちらは、通りの角からも見えるように、道路に並行してみせるタイプのものということで、レロエ・クオーレのイケメン オーナー芝さんの発案の「バス停」を形にいたしました。

比較的新しい素材であるアルミ複合板という軽量かつローコスト、そして耐久性のあるものを使い、楽しいデザインの仕事になりました。

ひさしの裏にはLEDテープがあり、夜間はライトアップが可能。(しかもUSBバッテリーからの給電で、イベントなどの出先でも電源を気にせず使えます。)

と、この一年に手掛けたものづくりの半分くらいを紹介いたしました。

平面も立体も、モダンもクラシックも、幅広いご相談でしたが、いずれも寝ても覚めても進行中の案件に知恵をめぐらし

形にしていくのは、この上ない喜びであり、またいずれも仕上がりに満足いただけたのが、何よりでした。

2018年も、新たな店舗のショーアップのご相談などもあり、益々、たのしくなってきます。

 

最後に、エスニカの自店のDIYを紹介して、2017年最後のブログを締めくくります。

まずは、8−10月にかけてお店の中に壁を立てました。270×270の壁を間仕切りにし、イベントスペースと骨董や手仕事の物販スペースをなんとなく区切るために作りました。

10月には、新しい壁も出来上がり、地元の横浜美術大学のイラストレーションコースの学生さんの手がけた絵本数百冊がならぶ横浜トリエンナーレのエントリー企画展も開催されました。

そして12月に入り、構想2年 着工2日というショーウィンドウの掲示板化をしました。LEDのライトアップと同じくLEDのモニターによるスライドショーで夜間の往来のみなさんに、エスニカで行われる様々な企画をご案内するようになりました。

今年も、本当にいろんなもの作りました。怪我なく、トラブルなく仕事ができたことを感謝しつつ、数日のお休みをちょうだい致します。

では、年明け5日にまた。

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