家具のカスタマイズもロボットのことを考える時代

「ロボットが通るので、棚の下は10㎝開けて欲しい。」

最初にお客様のご要望を伺った時は、正直「???・・・」という感じでした。

ネットでは見たことはありましたが、どうも「ロボット掃除機ルンバ」をお使いで、このロボットにチェストの下を掃除させるには、

この位のクリアランスが必要ということでした。

なにはともあれ、加工はスタート。人気のある中国の薄型コンソールのご購入に際し、脚の間に棚板を増設するというご依頼でした。

本体に固定してしまっても良かったのですが、後から用途が代わり、ドレッサーのようにお使いになるなら、スツールが脚の間に収まるほうがよいので、棚は固定せずにおきたい。また古いものなので、”のこぎり”や”のみ”を入れたくはないなぁという思いから、前後の脚の間に、

脚付きの棚板が収まる構造のものにしました。

20120422xiaojiech

 

これは加工前の状態。 脚の間は約90㎝ほど。前後の奥行きは約25㎝

ただし、向かって左は前後の脚の間隔が18㎝ 右は17㎝という状態。さらに横方向も前後で差が1㎝位あるという

なんとも悩ましい感じでした。古い家具ですから、こうした歪みはあっても不思議ではありませんが、4つ角が90度でないのは、

設計・施工はずぅっと大変なものです。

20120422runba02

 

試行錯誤しながら出来上がった棚板。

細長い4つ脚のテーブル状の棚板を本体の脚の間に挟み込むように設置しています。真横から屈んでみると、新たな棚板の脚は見えますが、正面や上から見た限りでは、ほとんど気が付かない位になっています。

もちろん、本体の古さに合わせ、一旦綺麗に塗った後で、塗膜を落として、全体になじませています。

仕上がりをお客様にメールでご案内し、OKをいただき、納品をしてきました。

20120422runba01

噂のルンバ君ともご対面。(撮影のために、お休み中のところを、登場してもらいました。)

ちゃんと棚の下をくぐってくれるようです。めでたしめでたし。

ルンバって何?という方はこちらからどうぞ。 http://www.irobot-jp.com/

同じような家具が欲しいという方は、ネットショップへどうぞ。http://ethnica.ocnk.net/product/573

今回の加工:構想4日 作業1.5日